日ポリとは
高品質から高品位へ、人にやさしい 商品づくり。
人々の日々の暮らしに密接にかかわるサニタリ
ー商品には、工業製品としての完成度はもちろんのこと、それにプラス、人間的商品としての感
性が強く求められています。
日ポリ化工では、早くから人にやさしい商品づくりとともに、自然との調和をモチーフとしたサニタリー空間のあり方を提案してまいりました。
たとえば、ユニットバスの壁面ひとつをとってみて
も、人工大理石を採用することにより、高級感を身近に味わっていただくことが可能となり、また、
天然大理石仕様は、従来のユニットバスにはみられない気品と格調をかもし出しています。もちろん、こうした高級志向に対応した商品には、床材に天然御影石を採用するなど、より豊かなバ
スライフのための配慮がなされています。
私たち日ポリ化工は、工業製品の目指す頂点が高品質であるとするならば、人間的商品のそれは高品位であると考えます。品質の向上はもちろんのこと、機能美・自然美へのあくなき追求が私たちの今日の商品群に生かされています。
国内はもとより海外でも注目される 日ポリ化工の商品。
私たちが昭和61年に国内向けキッチンカウンターの製造を開始したことは、国内市場において、実に画期的な出来事でした。それは、人工大理石のプレス化にわが国で初めて成功したことによるもので、その独自の技術力と素材を生かした商品は、大きな反響を呼びました。 また、米国住宅展に出品することで、デュポン社をはじめ、数多くの国際企業から注目を集め、 当社の技術力・商品力に対する国際規模の 評価・基盤を樹立いたしております。そこには、人工大理石のプレス化がもたらした、高級感のある商品を中間価格帯で製造・販売するという画期的な商品開発の結実を見ることができます。 さらに洗面化粧台の天板、外壁パネル等の当社商品についても、独創的な商品開発力と独自の製造技術力が遺憾なく発揮され、さまざまな市場で活躍しています。
地球環境を考えた世界的な新技術。
1991年、日ポリ化工は世界で初めてノンフロン発泡による硬質ウレタンとタイルとの一体成型に成功。地球にやさしく、また断熱効果の高いタイルパネルとして、全国各地、さらには海外でもご利用いただいています。 一方、貴重な森林が地球規模で減少するなか、 私たちは長年培ってきたFRP製造技術とこの一体成型技術とを駆使し、台湾の巨大企業とともに木材の使用を最小限に抑えたセレマスドアを開発しました。独自の技術により木目の美しさを再現するとともに、断熱性、遮音性、耐水性、 耐久性などに優れたドアを実現。しかも品質を より向上させながら安価で安定した商品の供給に努めています。
資本の力だけでは追いつけない日ポリ化工のノウハウ。
日ポリ化工の技術力・商品力に対する国際規 模の評価は、今日において韓国・台湾での技術供与というかたちで発展いたしております。そこには長年FRPを扱ってきた当社ならではのマ ニュアル化することのできないノウハウが、高品質な商品づくりへと生かされています。 今日お届けすることのできる数多くの商品は、 FRP成型加工における蓄積されたノウハウによって地道に培われた「信頼」が、もうひとつの商品力となって、確かな品質をお約束しています。
Profile
社名 | 日ポリ化工株式会社NIPPORIKAKOCO.,LTD. |
創業 | 昭和37年4月 |
設立 | 昭和43年5月 |
資本金 | 4,000万円 |
決算期 | 1月31日 |
売上高 | 94億8,200万円(平成20年1月期) |
代表者 | 中塚伊三郎 |
従業員数 | 255名(男210名女45名) |
事業内容 | FRP成型加工及び住宅設備機器の製造・販売 |
製造品目 | バスルームユニット、バスタブ、特殊浴槽、 人工大理石、キッチンカウンター、洗面化粧台、 ベランダ防水パン、各種防水パン、 ウレタンタイルパネル、高濃度人工炭酸泉製造装置ほか |
事業所 (本社) |
奈良県香芝市磯壁1丁目950 |
(営業所) | 北海道営業所、東京営業所、名古屋営業所、京都営業所、 大阪営業所、神戸営業所、福岡営業所 |
(生産設備) | 奈良本社工場(15,000㎡)
山添新工場(77,220㎡)
奈良テクニカルセンター(5,280㎡)
小樽工場(3,300㎡)
恵那工場(30,000㎡)
FRP・人工大理石成型用油圧プレス30基 1,500~2,000t 9基 1,000~1,500t 5基 500~1,000t 9基 100~500t 7基 セレマス成型機 11基 ウレタン高圧注入機 5基 セレマス成型用プレス 6基 |
関連会社 | 株式会社アクア、日本バルコン株式会社 |
海外合併会社 | 同栄工業有限公司(台湾)、上海清麗浴具有限公司 |
主要取引先 | (株)竹中工務店、(株)大林組、清水建設(株)、 鹿島建設(株)、大成建設(株)、戸田建設(株)、 (株)浅沼組、三菱地所(株)、野村不動産(株)、 大和ハウス工業(株)、積水ハウス(株)、 三井住商建材(株)、吉本産業(株)、冨士機材(株)、 伊藤忠建材(株〉、東建コーポレーション(株)、丸高(株) 韓国ラッキー社、青島海爾住宅設施有限公司など 吉本産業(株〉、住友商事ケミカル(株)、 (株)三栄水栓製作所、ジャニス工業(株)ほか |
主な仕入先 | 吉本産業(株〉、住友商事ケミカル(株)、 (株)三栄水栓製作所、ジャニス工業(株)ほか |
主要取引銀行 | 近畿大阪銀行、三菱東京UFJ銀行、商工中金、南都銀行、 関西アーバン銀行 |
History
昭和37年4月 | 創業、日本で初めてオールFRPユニットバスを製造。 |
昭和43年5月 | 日ポリ化工株式会社設立、資本金1,600万円。 代表取締役社長に中塚健蔵就任。 |
昭和48年4月 | 代表取締役社長に中塚伊三郎就任。 |
昭和54年2月 | 日本で初めてFRPユニットバスのオールプレス化を図る。 |
昭和56年8月 | 日本で初めてプレス化による人工大理石を開発、製造。 |
昭和56年12月 | 韓国ラッキー社にFRPユニットバスの製造技術を輸出。 |
昭和61年1月 | 台湾にて合弁事業(同栄工業有限公司) 日本向けキッチンカウンター、壁パネルを製造。 |
昭和63年2月 | 奈良テクニカルセンター完成、稼動。 |
平成3年6月 | 韓国ラッキー社にウレタンタイルパネルの製造技術を輸出。 |
平成3年7月 | 小樽工場完成、稼動。 |
平成3年9月 | 大阪営業所開設。 |
平成3年12月 | 日本初のノンフロンウレタンパネル「セレマス」を開発、新聞発表。 |
平成4年7月 | 大阪営業所に「ショールームアクア」オープン。 |
平成5年7月 | 台湾櫻花社とセレマス技術提携。 |
平成7年2月 | 上海にて合弁事業(上海清麗浴具有限公司)。 |
平成8年2月 | 神戸営業所開設。 |
平成9年2月 | 青島海爾グループと技術移転契約を結ぶ。 |
平成11年4月 | 恵那工場(岐阜)開設、稼動。 |
平成12年8月 | 増資、資本金4,000万円。 |
平成15年6月 | 恵那工場を日本バルコン株式会社として分社。 |
平成15年12月 | 山添新工場用地(77,220㎡)を購入。 |
平成16年8月 | 山添新工場建設開始。 |
平成17年12月 | 高濃度人工炭酸泉温浴装置販売開始。 |
平成19年11月 | 山添第三工場(4,800㎡)完成。 |